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2018年10月31日 (水)

「あずさ」・「かいじ」が全車指定席!

JR東日本は、常磐線特急などで行われている「着席サービス」について、来春から中央線にも導入することを発表しました。

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画像は、中央線特急の主力で使用されているE353系です。昨年12月23日から、特急「スーパーあずさ」で運転を開始し、今年の7月1日からは「あずさ」および「かいじ」でも運転を開始しました。来春には定期特急列車をE353系で統一できることになったようで、これにより「スーパーあずさ」と「あずさ」との差に意味を持たなくなるため、「スーパーあずさ」の愛称は廃止になるようです(JR東日本が正式に発表したわけではありませんが、おそらくそのようになるのではないかと思われます)。
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E353系の座席の上の画像です。右側に「座席上方ランプ」が用意されているのが見えます。「座席上方ランプ」を装備するE353系で統一することにより、JR東日本が言うところの「新たな着席サービス」を行うようです。
JR東日本の言うところの「新たな着席サービス」とは、
・普通車の全席で事前に座席指定が可能になるほか、座席の指定を受けなくても車内の空席が利用可能
・特急料金の乗車日による料金の差がなくなる(通年同一の金額になる)
・「えきねっとチケットレスサービス」が利用できる
・従前よりある「えきねっとトクだ値」のほか、「お先にトクだ値」を新規に設定
などが来春よりおこなわれるようです。
しかし実態は、このように考えられます。
・「座席の指定を受けなくても車内の空席が利用可能」とありますが、自由席を利用する場合は現状でも「座席の指定を受けなくても車内の空席が利用可能」となっているため、目新しいサービスとは思えません。
・「普通車の全席で事前に座席指定が可能になる」ということは、全車指定席になるということです(素直に「全車指定席になる」といえばよいと思いますが、わざわざ、回りくどい表現をする理由が分かりません)
なお、サービス導入時期を「2019年春」としていますが、次期ダイヤ改正時に行うということになるようです(東日本大震災以来不通になっている宮古-釜石間をJR東日本から三陸鉄道に移管するのが来年3月23日と決定しているため、同日にダイヤ改正が行われるのではないかと予想しています)。
次期ダイヤ改正以降に「あずさ」・「かいじ」に乗車する場合は、基本的には「指定席特急券」(座席の指定をする場合/「えきねっとチケットレス」を含む)あるいは「座席未指定券」(座席の指定をしない場合)が必要になります(「指定席特急券」と「座席未指定券」は同一の金額になります)。
「座席未指定券」を発券後に指定席を必要とする場合は、乗車前に指定席を追加料金なしで交付していただくことが可能になりますが、見方によっては、自由席を利用していた乗客から指定席料金を徴収するための制度とも感じられます。
さらに、無札で乗車し、車内で特急料金を支払う場合は、事前に購入する場合の料金に260円を上乗せした金額が徴収されます。
主な区間の特急料金は、来春以降(9月30日まで)以下のとおりとなります。
新宿-松本:現行2900円(自由席は2380円)→改訂2500円(車内料金は2760円)
新宿-甲府:現行1860円(自由席は1340円)→改訂1550円(車内料金は1810円)
新宿-大月:現行1450円(自由席は930円)→改訂1000円(車内料金は1260円)
新宿-八王子:現行1030円(自由席は510円)→改訂750円(車内料金は1010円)
「えきねっとチケットレスサービス」を利用する場合は、特急料金が100円引きとなります。
来春の全車指定席化以降、「えきねっとチケットレスサービス導入記念サービス」として、割引額を拡大することが(おそらく300円引き)予想されます。
「えきねっとトクだ値(乗車券付き)」で乗車する場合は、来春以降(9月30日まで)以下のとおりとなります(乗車日当日の1時40分まで発売)。
新宿(都区内)-松本:現行4480円(通常期の場合)→改訂5850円
新宿(山手線内)-甲府:現行2670円(通常期の場合)→改訂3430円
新宿-大月:現行1900円(通常期の場合)→改訂2080円
「お先にトクだ値(乗車券付き)」で乗車する場合は、来春以降(9月30日まで)以下のとおりとなります(乗車日13日前の1時40分まで発売)。
新宿(都区内)-松本:現行4480円(通常期の場合)→改訂4550円
新宿(山手線内)-甲府:現行2670円(通常期の場合)→改訂2660円
新宿-大月:現行1790円(通常期の場合)→改訂1620円
特急料金の関係で、一部区間が安くなることがありますが、基本的に割引率が下がるため(「えきねっとトクだ値」は35%から10%に、「お先にトクだ値」は35%から30%)、基本的には値上げとなります。
これらの「着席サービス」の結果、特企券も見直しになるようです。
「あずさ回数券」、「中央線料金回数券」は廃止になります。そして「信州料金回数券」については、「信州しなの料金回数券」に効力を変更することになります。なお、これらの特企券は、廃止直前に購入した場合、券面に表示された日付まで利用することはできません(「着席サービス」開始日以降に未使用分を無手数料で払いもどすことが可能になるだけです)。
そして、これまで「房総料金回数券」で新宿-千葉間の「あずさ」が利用できましたが、「着席サービス」実施日以降は、「房総料金回数券」で「あずさ」に乗車することはできなくなります。
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画像は、E257系の「あずさ」です。次期ダイヤ改正で定期特急列車はE353系に統一されることになりますが、東海道線向け転用改造が行われるとはいえ、E257系が中央線から完全撤退する可能性は少ないものと思われます。そのため、臨時「あずさ」等に使用されることは想定できます。
JR東日本のプレスには、「臨時列車など座席上方ランプが搭載されていない車両で運転する場合は・・・」という文言があるとおり、臨時特急についても全車指定席になることが確実と考えられます。これらの臨時列車で「座席未指定券」を所持して座席に着席した旅客が、あとからその座席を確保した別の人とトラブルにならないことを期待したいですが・・・
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画像は、中央線で平日に運転している「中央ライナー」です。今回のプレスでは中央線のライナー列車についての記述はありません。
しかし、JR東日本は、「はちおうじ」および「おうめ」の商標登録出願を9月3日に行っています。このことから、「中央ライナー」および「青梅ライナー」についても、全車指定席特急列車化が行われる可能性が高いと考えられます。なお、「はちおうじ」を出願していることから、「中央ライナー」の後継となる特急列車(?)は、八王子行きになる(高尾行きはなくなる)可能性があります(「たかお」については商標登録出願は行われていません)。
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画像は臨時快速「ホリデー快速ビューやまなし」です。中央線特急列車が全車指定席になったことと関連して、「ホリデー快速」の来春以降の去就が注目されます。そして使用されている215系の去就も注目されます。JR東日本は、「おだわら」についても商標登録出願を9月3日に行っています。東海道線の「湘南ライナー」についても来春以降何かしらの改変があるものと予想できます。
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画像は、臨時快速「ムーンライト信州」です。中央線特急列車が全車指定席になったことと関連して、「ムーンライト信州」の去就が注目されます。「ムーンライト信州」で使用している189系が老朽化していることもあり、189系はいつ引退してもおかしくはない状況にあります。JR東日本は、臨時列車の廃止については特別なことがない限りプレスすることはありません(「ムーンライトえちご」の廃止についてもプレスはありませんでした)ので、ひっそりと引退することがあるのかもしれません。諏訪湖花火大会などのイベント時には夜行列車を運転する可能性はありますが、快速で運転するかどうかは不明です・・・

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2018年10月30日 (火)

初田牛駅廃止へ

JR北海道釧路支社は、次期ダイヤ改正時をもって、初田牛(はったうし)駅を廃止することを、初田牛駅が所属する根室市側に廃止について説明したようです。

初田牛駅は、大正9年11月10日に、国有鉄道釧路本線の厚床-西和田間延伸開業の際に、別当賀、落石、西和田と共に開設されました(釧路本線は、大正10年に根室駅まで延伸開業した際に、根室本線に改称)。
JR北海道の発表によれば、初田牛駅の乗車人員(平成25~29年の平均)は、0.2人で、釧路以東の、いわゆる「花咲線」区間では最低の人数になっています。JR北海道からすれば、駅施設の維持費用を削減するため、廃止したいということのようです。
現在、初田牛駅を発車する列車は以下の列車です。
3625D(快速「はなさき」):7時19分
5626D:9時05分(11月30日までの時刻変更で掲載)
5627D:10時07分
5630D:14時12分
5631D:15時16分
5632D:16時55分
5634D:19時45分
5635D:20時56分
なお、上記列車以外に、通過列車があります。
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画像は、平成28年に廃止された花咲駅です。初田牛駅が廃止されるとすれば、花咲線内では花咲駅に次ぐ廃止駅になります。なお、根室本線としては、今年廃止された羽帯駅以来ということになります。

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2018年10月25日 (木)

アーバンネットワーク新快速に有料座席サービス

JR西日本は、来年春頃を目処に、アーバンネットワークで運行している「新快速」に有料座席サービスを行うことを発表しました。

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画像の列車が、アーバンネットワークで運行されている新快速223系です(一部225系で運転されている列車もあります)。新快速等として運転されている223系は、平成7年から運転を開始した車両で、新快速を中心に運転されています。平成20年でアーバンネットワーク管内の新快速で運用している223系は製造を終了し、平成22年以降は225系が製造されていますが、アーバンネットワーク管内の新快速の主力として今日も活躍しています。
新快速はJR西日本発足当初は6両編成を基本としていましたが、並行している私鉄の運賃値上げや新快速の最高速度130km/h等もあって混雑するようになったため、現在は平日の一部の列車を除き12両編成になっています(車両運用は223系・225系とも共通)。
今回の有料座席サービスに伴い、JR西日本は「Aシート」という愛称およびロゴも発表しました。「Aシート」のAとは、JR西日本の発表によれば、「快適性を表す「Amenity」の頭文字やJR京都線・JR神戸線の路線記号アルファベット「A」や関西弁の「ええ(良い)」等の様々な意味を持つアルファベットの「A」をモチーフに、快適にご利用いただけるリクライニングシートの形状がイメージできるもの」ということのようです。
なお、12両編成の9号車に「Aシート」が用意されるようです。
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画像はクハ222-1008(平成7年川崎重工製造)の車内です。今回「Aシート」に改造する223系は、初期に製造された1000番台2両を改造するようです。
改造により、座席のリクライニング化、電源コンセントの設置、無料Wi-Fiおよび荷物置き場の用意、それから「有料座席と出入口付近を仕切る」ため、デッキ付きになるのかもしれません。
なお、座席指定の利用には、乗車後、乗務員から乗車整理券(500円)を購入することになるようです。乗車整理券は、現金あるいは交通系ICカードが利用できるようです。
2両しか改造しないため、1日あたり上下4本しか運転できないようです。
初日の列車は始発駅から乗車しないと利用できない可能性が高いと思われますが(初日が特企券「青春18きっぷ」の利用日にかかった場合はなおさら)、どうなるのか・・・

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