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2014年10月30日 (木)

常磐線特急列車の輸送体系変更

常磐線の特急列車は、「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」で運用されていますが、次期ダイヤ改正(平成27年3月14日)より、輸送体系等が変更されます。

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画像は、常磐線特急「スーパーひたち」、「フレッシュひたち」で運用されているE657系です。

現在、上野発着の常磐線特急列車として運用されていますが、次期ダイヤ改正より、発着駅が一部を除き、品川発着を基本とする運用に変更されます。

列車愛称名も以下のように変更されます。

「スーパーひたち」は「ひたち」

「フレッシュひたち」は「ときわ」

これを契機に、JR東日本文言による「新たな着席サービス」を名目に、全車指定席になります(自由席の設定は廃止されます)。

自由席特急券で「ひたち」、「ときわ」に乗車することができなくなります。

さらに、特急券を所持しないで「ひたち」、「ときわ」に乗車した場合は、特急券に260円を上乗せした金額(大人の場合)を車内で徴収されることになります(車内料金)。

ちなみに、上野から常磐線の主な駅までの特急料金は以下のようになります。

土浦まで:1000円(現行1450円・自由席特急券930円)

水戸まで:1550円(現行1860円・自由席特急券1340円)

高萩まで:2200円(現行2680円・自由席特急券2160円)

いわきまで:2500円(現行2900円・自由席特急券2380円)

変更後の特急料金は、特急券と自由席特急券の中間くらいの金額になっており、自由席を恒常的に利用している旅客にとっては、事実上の値上げになります。

なお、特急料金の「繁忙期」・「閑散期」・「通常期」の区別がなくなり、全期間同額になります。

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画像は、Suicaグリーン車システムを搭載した普通列車グリーン車の座席頭上です。

現在、E657系についても類似の改造が行われています(改造の関係で、E657系の運用本数が足りなくなる関係で、1運用、651系が使用されているようです)。なお、Suicaをかざして利用するものではないため、普通列車グリーン車の頭上にあるSuicaのロゴはありません。

緑ランプが点灯している場合は、その席がすでに発売済みになっていて、他の旅客は利用できないということになります。

赤ランプが点灯している場合は、その席が未発売で、他の旅客が利用可能になっている状態ということになります。

今回、黄色のランプが用意されることになり、「まもなく指定席発売済みの区間になるため、他の旅客が利用できなくなるため、注意してください。」の意味で使用されるようです。

Suicaグリーン車システム搭載車では、グリーン席が自由席のみのため黄色のランプが使用される機会がありませんでした。

特急券については、座席の指定がされている、従来の(指定席)特急券のほかに、「座席未指定券」という(指定席)特急券と同額の特急券が設定されるようです(「スワローあかぎ料金券」のような位置づけなのかもしれません)。そのため、マルスシステム(マルス発券方法)も変更されることになるものと推測できます。「座席未特急券」では座席の指定をしないため、空席を利用することができますが、既に座席が指定され特急券を所持している旅客が優先になるため、あまり意味があるものとも思えませんが、自由席利用客に指定席料金を徴収しようという、JR東日本の思惑が働いていることは容易に想像できます。

なお、「スワローあかぎ」などと同様に「えきねっとチケットレスサービス」が行われるようです。これは特急料金から100円割り引いた料金で、「ひたち」や「ときわ」を利用できるように設定されるようで、最初はキャンペーンによる割引も行われることは確実と考えられます(後日、利用客が減少したにもかかわらず、好評のため期間を延長するなどということを行うことも容易に想像できます)。

えきねっとトクだ値もあらたに設定されるようですが、(土休日の場合)30%割引から10%割引と事実上の値上げが行われるようです。

上野(山手線内)-水戸の場合、現行の3500円(土休日は2880円)(通常期乗車の場合で計算)が、3430円になります(山手線内発着になるため、品川・東京・上野とも同じ値段になります)。

この「新たな着席サービス」は、利用客からどのような評価を受けるのか・・・

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コメント

私は単身赴任者でこの10年間、水戸川崎間を週末に利用しています。
私はフレッシュひたち特急回数券を使っているため、今回特急券が700円が1550円になります。
そもそもJRが回数券という制度を廃止するということは、値上げ以前に、それを利用している人を特急から排除することを意味します。
しかし上記回数券は特に割引率が大きく、特別な切符であることに疑いはなく、それが廃止されたとしてもJRを責めることはできません。
従って私は基本鈍行を使うことにします。行きは朝水戸からなら、座って行けますし時間も25分程度の違いなので我慢出来ます。帰りは品川始発で座って柏まで行って、そこから水戸まで特急を利用すれば、チケットレスで料金は900円になります。「ひたち」だけでなく「ときわ」も使える利便性を考えればこの程度の不便は許容できると思います。これが現実と受け止めるしかないかと思います。

投稿: 小林信也 | 2014年12月11日 (木) 09時17分

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