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2013年12月21日 (土)

平成26年3月JRダイヤ改正(その2)

JR各社は、平成26年3月にダイヤ改正を行うことを発表しました。

ダイヤ改正日は平成26年3月15日です。

JR東日本では、以下のように変わる予定です。

新幹線では、

東北新幹線の東京・仙台-新青森間の「はやて」は、全列車「はやぶさ」になります(盛岡-新青森間のみ運転する、朝の下りと夜の上り各1本のみ「はやて」として運転します)。

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画像の車両がE5系です。次期ダイヤ改正以降、東京-新青森間の「はやて」を「はやぶさ」として運転しますが、中には、所要時間が4分ほどしか短縮しない列車もあります(特急料金は500円値上げになります)ので、費用対効果としてはどうなのかと思わせる列車もあるようです。

私がかつて、弊blogで「新青森発着の「はやて」も定期列車全列車E5系になり、いつでも「はやぶさ」に変更して運転する環境が整ったため、こちらについても事実上の値上げが可能になったともいえます。」と書きましたが、それが現実のものになったようです(それが望ましいかどうかは別の話ですが)。

次期ダイヤ改正から、東京-盛岡間で運転している「はやて」の一部を「はやぶさ」で運転します(仙台-盛岡間各駅停車)。

一例を挙げると、現行の「はやて103号」(東京7時56分→盛岡11時04分)を「はやぶさ101号」(東京7時56分→盛岡10時49分)とします(停車駅は現行と同じく、仙台-盛岡間各駅停車)。仙台-盛岡間各駅に停車し、後続の「はやぶさ5号」に追い抜かれますが、特急料金は現行よりも高くなります(最高速度を320km/hにするため、各駅停車の区間もスピードアップすることは事実ではあります)。

「スーパーこまち」の愛称が廃止になり、「こまち」に統一されます。これは、現在E3系からE6系に車両を置き換えていますが、置き換えが完了になることと、併結する列車が「はやて」から「はやぶさ」になることと関係しています。「こまち」と「スーパーこまち」と列車名を分けていたのは、併結する列車である「はやて」と「はやぶさ」の特急料金が異なるため、列車名を分けることでマルス端末上、料金を自動計算することができるようにするためのようです。

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画像は、秋田駅に到着するE3系です。次期ダイヤ改正前に「こまち」として引退することが決定しています。引退後は、基本的に廃車になりますが、一部の車両は改造するようです(「つばさ」として使用する可能性が有力)。これはE3系R編成は平成17年まで製造されてきたこと、「つばさ」で使用しているE3系1000番台がそれよりも古いこと(E3系1000番台の製造は、「つばさ」新庄延伸時に2編成増備し、後年1編成を増備)と関係しているのかもしれません。

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画像は、E5系と併結しているE6系です。次期ダイヤ改正時には「こまち」として運転することになります。「はやぶさ」と併結する関係で、最高速度は320km/hになり、若干の所要時間短縮になります。

最速列車は、「こまち35号」(東京20時16分→秋田23時53分)で、所要時間は3時間37分と現在よりも8分短縮されます。なお、全列車(東京-秋田間)3時間台で運転するようです。ただし、全列車「はやぶさ」と併結する関係で、(「はやて」と併結する列車に比べて)特急料金が500円値上げになります。500円値上げするほどにスピードアップしているかどうかについては、個々のご判断ということになります。

北陸新幹線では、金沢開業を睨んでE7系を製造しましたが、次期ダイヤ改正を機に、以下の列車で営業運転を行います。なお、E7系は順次増備されるため、いずれは下記以外の列車でもE2系からE7系に置き換えが行われます。

下り

あさま505号:東京7時24分→長野8時48分
あさま509号:東京8時36分→長野10時17分
あさま521号:東京11時44分→長野13時22分
あさま525号:東京13時08分→長野14時50分
あさま533号:東京16時24分→長野17時58分
あさま539号:東京17時40分→長野19時27分
あさま549号:東京20時36分→長野22時14分

上り

あさま504号:長野6時42分→東京8時24分
あさま518号:長野10時11分→東京11時31分
あさま522号:長野11時15分→東京12時56分
あさま530号:長野14時30分→東京16時12分
あさま536号:長野15時52分→東京17時28分
あさま546号:長野18時46分→東京20時24分
あさま550号:長野20時27分→東京22時12分

12号車のグランクラスは当面、シートのみの営業になります(「なすの」などの場合と同じ扱い)。

東京-長野間でグランクラスを利用する場合の運賃・料金の合計金額は13460円になります(4月1日以降は13860円になる予定)。

他の列車もデジタルATC化に伴い、若干の所要時間短縮(平均で4分)が行われるようです。

在来線特急列車では、

寝台特急「あけぼの」が廃止になります(多客期臨時列車で運転)。

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画像は、弘前駅に到着する「あけぼの」です。昭和45年から運転してきた寝台特急もついに廃止が決定したようです。「あけぼの」については、弊blogも参照してください。なお、多客期の運転時に、個室寝台や、ゴロンとシートが設定されるかどうかは不明です。

「あけぼの」廃止後には、「つがる」を設定して、事実上の昼行運転区間の代替輸送を確保するようです(臨時列車扱い)。

「つがる1号」:秋田7時05分→青森9時46分

「つがる10号」:青森18時46分→秋田21時33分

首都圏では、

常磐線「スーパーひたち」等で長年使用されてきた651系を「草津」、「(スワロー)あかぎ」として運転します。

「草津」は全列車、「あかぎ」も1往復を除き7両編成になります。

平日の通勤時間帯に運転される、従来「あかぎ」で運転した列車を「スワローあかぎ」として全車指定席で運転します(新宿発着の列車のみ185系10両)。

「スワローあかぎ」に乗車する場合は、乗車券のほかに以下の料金券(1~3のいずれか)が必要です。「スワローあかぎ」は自由席特急券では乗車できません。

1 B特急券(指定席特急券):区間により1010~1810円(通年同額)

2 スワローあかぎ料金券(特企券):区間により750~1560円(指定席確保の有無にかかわらず同額)

3 えきねっとチケットレスサービス:区間により710~1510円(「えきねっと」への会員登録が必要)

上記金額は平成26年3月31日までの料金です。翌日以降は消費税8%化に伴い、値上げになります。

1のB特急券ですが、特急券を持たずに、乗車後に車掌から購入する場合も、指定席料金になります。指定席が満席等で、着席できない場合でも指定席料金になるようです。

2のスワローあかぎ料金券ですが、乗車日の1箇月前から乗車当日まで購入できます。料金券の購入後の座席指定は任意で行うことになります(グリーン席の乗車は不可)。ただし、指定席を確保している乗客が優先になるため、指定席を確保することが望ましいと思われます。スワローあかぎ料金券は該当列車が満席でも発売しています。その場合は、デッキ等を利用する必要があります。座席に空席があれば着席も可能です。なお、満席を理由とした払いもどしは行いません(普通列車グリーン車とは異なります)。一度確保した指定席の変更は1回に限り可能です。

3のえきねっとチケットレスサービスですが、乗車日の1箇月前から列車出発の6分前まで購入可能です(変更・払いもどしについても同様)。グリーン席の確保も可能です。えきねっとチケットレスサービスを利用する場合、「えきねっと」への(無料)会員登録が必要です。決済はクレジットカードで行うため、クレジットカードの所持も必須になります。

「スワローあかぎ」の運転に伴い、「ホームライナー鴻巣」は廃止になります。

特急「いなほ」にE653系を増投入します(E653系で運転するのは5往復)。

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高萩駅構内に疎開留置してある651系とE653系です。E653系に続き、651系も再就職先が決まったということでしばらく活躍することになるものと思われます。

特急「しなの」の一部で明科・聖高原の停車時刻を見直します。

特急「成田エクスプレス1号」の高尾-新宿間を廃止し、「成田エクスプレス9号」(高尾6時22分発)として運転します。

特急「わかしお」2往復を廃止します。

特急「踊り子102号」を臨時列車化します。

青森-大館間の臨時「つがる」を廃止します。

特急列車以外では、

首都圏各支社管内

上り「中央ライナー」を増発します(八王子6時04分→東京6時59分、車両はE351系)。

上野発の「ホームライナー鴻巣」、「ホームライナー古河」を廃止します。

「むさしの」号を国立・日野・豊田の各駅に新規停車して、時刻も一部見直します。

南武線の立川駅発着の列車を増発します。快速運転区間を登戸-稲城長沼間に拡大します(中野島と矢野口は快速通過)。通過駅の乗客救済のため、各駅停車を登戸-稲城長沼間で延長運転します。

八高線で夜間に増発を行います。

常磐緩行線の日中について、毎時5本→6本にします。

横浜線の車両をE233系に置き換えます(2月から順次8月頃までに置き換え予定)。

成田-成田空港間に1往復増発し、成田空港発23時00分の東京行き快速を設定(東京着0時29分)。

平日朝の西船橋駅の海浜幕張行き3本を10番線発に変更。

久留里線:久留里-上総亀山間3往復を廃止。木更津-上総亀山間の一部の列車を久留里駅乗り換えに変更。

中央東線の115系の列車の一部を211系に置き換えます。

烏山線で蓄電池駆動電車システムを採用した新型車両EV-E301系「ACCUM」(アキュム)を投入。

水戸支社

E531系で運転している列車の上野-土浦2往復を10両から15両編成に増強。

久ノ浜-広野間に2往復増発します。

小山駅で新幹線に接続する水戸線の時刻を変更し、接続改善を行います。

小田林と東結城の両駅に全列車を停車します。

上菅谷-常陸太田間に1往復増発します。

仙台支社

仙石線の陸前小野-矢本間1往復増発します。快速列車8往復を各駅停車化します。

仙山線の停車回数を拡大します。

郡山・米沢駅での接続改善。

石巻線・左沢線の一部の列車の編成減車を行います。

秋田支社

快速「深浦」を廃止します(普通列車で運転し、運転区間も青森発着から弘前発着に変更します)。

田沢湖線で上り1本、大曲-盛岡直通列車を設定します。

盛岡支社

快速「はまゆり2号」と釜石線1本を、新花巻駅で新幹線への接続を改善します。

快速「しもきた」1往復の青森-大湊間を、八戸-大湊間の運転に変更します。

八戸-鮫間1.5往復を廃止します。

北上線732Dのスジを廃止します。743Dのスジのほっとゆだ-横手間を廃止します。

新潟支社

新潟駅や燕三条駅での接続を改善。

越後川口-長岡間で飯山線からの直通列車をワンマン化。

余目-酒田間、五泉-馬下間の1往復を廃止。

長野支社

松本-上諏訪間に夕方1往復増発します。

現行3524Mの到達時間を短縮(松本13時04分→飯田15時45分)

115系の列車を211系に置き換え(おおむね2:3の割合)。

長野・松本・佐久平各駅での接続改善を行う。

次期ダイヤ改正平日初日の「スワローあかぎ」で混乱が起こらなければよいのですがどうなるか・・・

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