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2012年12月23日 (日)

平成25年3月JRダイヤ改正(その2)

JR東日本は平成25年3月16日にダイヤ改正を行うことを、先日発表しました。

新幹線:

東北新幹線にE5系を7編成追加導入します(ダイヤ改正時で23編成になる予定)。さらに「はやぶさ」で運転する列車のうち、E6系と併結しない列車については、大宮-盛岡間を、営業運転としては国内最高である320km/h運転を行います。

最高速度320km/hで運転する「はやぶさ」は以下の列車です(一部の停車駅を省略しています)。

はやぶさ1号:東京(6時32分発)→仙台(8時05分着・06分発)→盛岡(8時45分着・46分発)→新青森(9時47分着)

はやぶさ5号:東京(8時20分発)→仙台(9時51分着・52分発)→盛岡(10時31分着・32分発)→新青森(11時19分着)

はやぶさ9号:東京(9時36分発)→仙台(11時07分着・08分発)→盛岡(11時47分着・48分発)→新青森(12時35分着)

はやぶさ21号:東京(21時36分発)→仙台(23時07分着)

はやぶさ2号:仙台(6時36分発)→東京(8時07分着)

はやぶさ4号:新青森(6時17分発)→盛岡(7時10分着・11分発)→仙台(7時50分着・52分発)→東京(9時23分着)

はやぶさ18号:新青森(18時24分発)→盛岡(19時12分着・13分発)→仙台(19時52分着・53分発)→東京(21時23分着)

最速列車は「はやぶさ5号」「はやぶさ9号」「はやぶさ18号」で、東京-新青森間を2時間59分で運転します(東京-盛岡間の最速は「はやぶさ18号」で2時間10分)。

今回から、いわて沼宮内・二戸・七戸十和田の各駅に停車する「はやぶさ」が設定されます。

今回から新青森発着の定期列車全列車をE5系で運転します。

盛岡発着の「はやて」(下り2本)・「やまびこ」(上下合わせて6本)にもE5系が導入されます(一部は1月26日から)。

東京-仙台間「やまびこ」3本、仙台-新青森間「はやて」2本で運転するE5系のグランクラスをシートサービスのみ(アテンダントの乗務を行わない)にして、料金を2000円値下げします。

運用上の関係で一部の「やまびこ」にE6系を使用する列車があります。

「なすの282号」を那須塩原-仙台間延長運転して「やまびこ222号」(仙台20時29分発・東京22時40分着)として運転します(白石蔵王のみ通過)。

東京-秋田間の「こまち」4往復を、E6系を使用した「スーパーこまち」に置き換えます。

「スーパ-こまち」は以下の列車で設定されます(東京-盛岡間は「はやぶさ」と併結)。

スーパーこまち3号:東京(6時56分発)-秋田(10時49分着)

スーパーこまち7号:東京(8時56分発)-秋田(12時52分着)

スーパーこまち15号:東京(11時56分発)-秋田(15時47分着)

スーパーこまち19号:東京(20時08分発)-秋田(23時53分着)

スーパーこまち6号:秋田(6時05分発)-東京(9時51分着)

スーパーこまち12号:秋田(14時10分発)-東京(18時08分着)

スーパーこまち14号:秋田(15時50分発)-東京(19時48分着)

スーパーこまち20号:秋田(19時09分発)-東京(23時04分着)

最速列車は「スーパーこまち19号」で、東京-秋田間を3時間45分で、現行の最速列車である「こまち41号」より5分速く運転します。

なお、「スーパーこまち」は「はやぶさ」と併結することを前提で設定されています。そのため、特急料金も変更になります(大宮-盛岡間の「はやて」と「はやぶさ」の特急料金も異なるからです)。

「スーパーこまち」で東京・大宮から盛岡~秋田の各駅までの特急料金は「こまち」乗車時と比べて500円高額になります(仙台から盛岡~秋田の各駅までの場合は200円高額)。

盛岡~秋田間の相互発着の場合は、現行と同額です(スピードアップを行わないため)。

現行の「こまち19号」は、ダイヤ改正後「スーパーこまち7号」になりますが、東京発が同時刻で、秋田着は1分しか速くなっていませんが、特急料金は500円高額になります。

将来的には、E3系で運転している「こまち」を、全列車E6系に置き換えますので、その時点で事実上の値上げが完了することになります。新青森発着の「はやて」も定期列車全列車E5系になり、いつでも「はやぶさ」に変更して運転する環境が整ったため、こちらについても事実上の値上げが可能になったともいえます。

上越新幹線では、東北新幹線にE5系を追加導入されたことによって捻出されたE2系を追加導入します(一部はダイヤ改正に先立つ平成25年1月26日から導入されます)。

東京-新潟間ノンストップの1往復をE4系からE2系に変更し、大宮駅に停車します。

「Maxとき」で越後湯沢・高崎で増解結しているE4系の列車は増解結する側の車両を「Maxたにがわ」として運転します(新潟駅まで(から)16両編成で運転する列車は除きます)。

現行の新潟行き「Maxとき325号」(E4系16両編成)は、1~8号車を「Maxたにがわ325号」越後湯沢行きとして運転します(東京-越後湯沢間は「Maxたにがわ325号」と「Maxとき325号」の併結)。これは誤乗防止のためもあるようです。

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画像は、200系新幹線K47編成です(「上越新幹線開業30周年記念号」で使用された時に撮影したもの)。今回のダイヤ改正で、開業時以来運転されてきた200系新幹線が引退することになります。

在来線(特急列車):

常磐線の特急列車から651系・E653系が撤退し、全列車E657系で運転します。上下合わせて3本増発します。また、一部の列車の停車駅を変更します(上野発18時以降の「スーパーひたち」は全列車土浦駅停車など)。

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画像は「フレッシュひたち」で運用されているE653系です。常磐線の運用から撤退後、新潟車両センターに転属になる編成があるようです。

寝台特急「あけぼの」(下り)の新青森着を9時44分・青森着を9時52分に変更します(上りは青森発18時23分・新青森発18時31分に変更)。

「スーパーあずさ6号」を新宿-東京間延長運転します(東京着10時53分)。

「草津3号」を群馬原町停車(14時22分着)とします。「草津4号」の時刻を50分ほど繰り下げます(万座・鹿沢口発15時30分・上野着18時10分)

「草津」、「あかぎ」7両編成のグリーン車の位置を6号車から4号車に変更します。

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画像は「スーパーひたち」などで運用されている651系です。常磐線の運用から撤退するようですが、その後の去就は明らかになっていません。「草津」、「あかぎ」のグリーン車の位置を変更するのは651系に合わせたからかどうか、何ともいえませんが、今後の情報を待ちたいと思います。

「成田エクスプレス」の四街道駅停車が増えます。御宿駅に「わかしお」全列車が停車します。「さざなみ4号」をスピードアップし、東京-館山間を全列車2時間以内で結ぶようにします。

伊豆方面の「踊り子」などで単線区間による待ち合わせ時間を短縮し、所要時間を短縮します。

在来線(特急列車以外):

首都圏各支社(東京・横浜・八王子・大宮・千葉)管内

中央快速線では、日中の特別快速を増発します(1時間あたり平日は4本から5本(青梅特快はそのうち1本)、土休日は4本から6本(青梅特快はそのうち2本))。新宿-八王子間を、最高速度を100km/hに向上することにより最速33分で運転します。その一方で(特別快速を増発した分)快速を減便します。そのため、特別快速通過駅では、これまで以上に列車の待ち時間が増えることになります。

日中の東京-大月間1往復の高尾-大月間を廃止します。

武蔵野線の平日日中を毎時5本から6本にします(東京発着の列車は京葉線内各駅停車になります)。京葉線内で快速運転を行わないことにより、所要時間が増え、東京発新所沢行き最終電車の時刻が(京葉線内で)数分繰り上がります。西船橋-東京間に1往復増発します。

東北貨物線の浦和駅ホームが完成し、湘南新宿ライン全列車および東武鉄道直通特急全列車が停車します。

湘南新宿ラインで増発を行います。増発される列車は以下のとおりです(基本的に15両編成)。

平日

2130Y(高崎発6時10分・国府津着9時32分)、2760E(国府津発17時54分・籠原着20時39分)

土休日

2150Y(高崎発8時15分・国府津着11時25分)、2750E(国府津発17時54分・籠原着20時39分)

東北本線(宇都宮線)にもE233系を導入します。日光線に205系(元京葉線205系)リニューアル車を導入し、現行の107系を置き換えます。

埼京線の朝通勤時間帯に赤羽-新宿間を1往復削減します。赤羽-武蔵浦和間を1往復増発します。

湘南ライナー(上り)を1本廃止します。

横浜線と根岸線と直通運転を3往復増やします。

京葉線では朝間通勤時間帯の快速を基本的に廃止します(通勤快速は存続します)。

千葉-成田空港間の区間列車を総武快速線からの直通運転に変更します。

房総ローカル線の211系5両編成は、209系6両編成に変更します。

久留里線で2両以下の編成でワンマン運転を行います。一部の列車は単行運転になります。

高崎支社:

高崎線でE233系を追加導入します。なお、211系も4往復存続するようです。

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高崎線211系の5号車と6号車の連結部分の画像です。211系も順次運用本数が減少していますが、3月ダイヤ改正時には上野口の運用消滅にはならず、わずかに残るようです。しかし、東海道線の例にあるように、春のうちには運用消滅になることが予想されます(JR東日本によくあることですが、ダイヤ改正時までに必要な車両が揃わないようです)。

前橋-伊勢崎間で1往復増発します(この関係で、上野-前橋間1往復の高崎-前橋間が廃止になります)。

八高線248Dの時刻を20分ほど繰り下げます。また、ワンマン運転の列車を増やします。

水戸支社:

いわき-広野間に2往復増発します。また、原ノ町-相馬間の列車と相馬-亘理間の代行バスの時刻を変更します。

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画像は広野駅停車中の常磐線普通列車です。右側のホームが仮設になっています。広野以北の復旧がいつのことになるか・・・

仙台支社:

東日本大震災以来運休していた、常磐線浜吉田(はまよしだ)-亘理(わたり)間、および石巻線渡波(わたのは)-浦宿(うらじゅく)間の運転を再開します。

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画像は常磐線亘理駅です(昨年10月に撮影したもの)。線路が片側しか使用されておらず、右側のホームが仮設になっているのがわかります。3月から浜吉田まで延長されますが、全線復旧はいつのことになるか・・・

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画像は浦宿駅です。代行バスの停留所のポールが見えます。3月ダイヤ改正以降は、ここまで列車が運転されます。早く全線復旧していただきたいものですが・・・

仙石線のあおば通発着を1往復増発、陸前小野-矢本間に3往復増発します。

気仙沼線の前谷地(まえやち)-柳津(やないづ)間に2往復増発します。

東北本線・陸羽東線では一部の列車編成を短縮します。

秋田支社:

秋田-追分間に1往復増発します(2両編成)。

新庄-秋田間の4本の列車をワンマン運転とします。

湯沢-院内間1往復を廃止します。

盛岡支社:

快速「しもきた」を1往復増発します(2両編成)。

田沢湖線835Mの盛岡発を14分繰り下げます(大曲着は12分早くなります)。

大船渡線快速「スーパ-ドラゴン」を廃止します(普通列車に変更)。

各線でワンマン運転の本数を増やします(北上線は全列車ワンマン運転)。

新潟支社:

越後線で、夜間に1往復増発します(115系4両)。

現行の8458M(新潟発22時49分)を定期列車として、土休日も運転します。

現行の磐越西線233Dと2240Dは新津で乗り換えになります(新津-新潟間は6両編成の電車で運転)。

只見線の柿ノ木駅を臨時駅化します(定期列車は通過)。

長野支社:

幕張車両センター(千マリ)等から転属してきた211系を使用開始します。

E127系の運用を塩尻-茅野間で行います。

塩尻-長野間でE127系のワンマン運転を開始します。長野-松本間で上り7本、下り6本、松本-塩尻間では上下とも2本のようです。長野支社輸送課では「乗降調査の結果から、一部を2両編成にしても輸送に問題がないと判断した」とするコメントが地元紙に掲載されたようです。

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画像はミニエコーの愛称があるクモハ123-1です。昭和61年から(松本)塩尻-辰野間で運転されてきましたが、次期ダイヤ改正により引退するようです。

今回のダイヤ改正は割と地味な感じがします。

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