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2011年10月23日 (日)

指定料金券(JR九州)

JR北海道・四国・九州の三島会社には指定料金券制度があります。

ここではJR九州で設定されている指定料金券(グリーン料金券)を掲載します(一部、発券当時のもので、現在は列車の改廃などで発行できない区間のものが含まれています)。

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指定料金券の画像です。500円(閑散期の場合は300円)になっていますが、本来、指定席特急料金と自由席特急料金との差額が指定料金券の料金設定の趣旨です。自由席特急券を所持して乗車し、車内で指定席に変更する例はよくありますが、その変更を乗車前に行うようなものと考えるのがわかりやすいと思います。

指定料金券の発売条件としては、基本的にはJR九州完結の特企券を使用する際に、指定席やグリーン席に乗車する場合に発売することができます。なお、特企券や乗車券を併用する場合も発売可能です(他社関連の乗車券類を併用する場合を除く)。

本州のJR3社は指定料金券制度がありませんが、このような制度があってもよいと思います(制度上クリアしなければならない課題がありますが)。

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新幹線指定料金券です。九州新幹線全線開通に伴い、指定料金券の金額が変更され、510円(通常期の場合、閑散期は310円、繁忙期は710円になります)になりました。九州新幹線部分開業時は在来線と同様に500円(通常期以外は300円)になっていました。

10円の端数や繁忙期料金が存在するのは、山陽新幹線との絡みがあるものと思われます。なお、山陽新幹線と九州新幹線の区間にまたがる指定料金券は発券できません(JR九州内完結のみのため)。

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これも指定料金券です。「日豊本線別府大分乗継」に該当する場合は、2個列車を1枚の指定料金券で発券することができます。かつては幹特在特(つばめ&リレーつばめ乗り継ぎ)の場合も発券できました。

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これも指定料金券です。現行では特急「あそぼーい!」のパノラマシートやクロちゃんシートを利用する場合の指定料金券として発券できます。料金は700円で通年同額です。

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これはグリーン料金券です。グリーン料金券は基本的に乗車区間に対するグリーン料金が適用されますので、乗車区間によって料金が異なります。

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これもグリーン料金券です。「日豊本線別府大分乗継」に該当する場合は、2個列車を1枚のグリーン料金券で発券することができます。

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これはDXグリーン料金券です。グリーン料金券は基本的に乗車区間に対するグリーン料金が適用されますので、乗車区間によって料金が異なります。なお、DXグリーン料金とグリーン料金と値段が異なります。

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これはグリーン料金券(個室)です。グリーン料金券は基本的に乗車区間に対するグリーン料金が適用されますので、乗車区間によって料金が異なります。なお、G個室乗車の場合は、大人2名分のグリーン料金で乗車可能になります。なお、特急料金が0円になっています(マルス発券時に割引コードを入力する必要があります)。

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「指定差額券」です。現行では、新幹線のラッチ内乗り継ぎや日豊本線別府大分乗継の場合、および併結列車の乗り継ぎ(「みどり」と「ハウステンボス」など)に発券されるようです(マルス券でいう「席無特急券」に対応するようです)。この「指定差額券」と該当列車の指定券(指定のみ券)を添付して交付します(グリーン車利用の場合は「グリーン差額券」があります)。この券のマルス商品番号は19424ですが、新幹線の場合はマルス番号が異なります。

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B特急券(無割引)です。 周遊きっぷ(ゾーン券)利用の場合、ゾーン内は自由席特急券を所持しているものと見なす効力がありますが、その場合に指定料金券を添付することはできません。(本州方面往復割引切符など)他社関連特別企画乗車券類を使用する場合も同様です。

この決まりを理解していないJR九州の駅社員が何人もいるのが現状であるのは残念なことです(某特急停車駅で「鹿児島ゾーン」を所持する旅客に「指宿のたまて箱」の指定席券を指定料金券で発券しようとしている社員がいました。)。

この券のタイトルの(「B特急券」と表示されている)部分にはなぜかアンダーラインがありません(英語表記でない場合は、通常アンダーラインが入るはずですが・・・)。

なお、乗車変更は1回に限り可能です(一般の例と同じ)。

指定料金券(グリーン料金券)の単独の払いもどしは一般の例と同じで、乗車日の2日前までは手数料が320円、それ以降発車時刻までは発売額の3割(最低320円)です。

指定料金券などに付随する乗車券類を同時に払い戻す場合は、原券の所持状況により異なります(原券が一般の乗車券類か特企券などで異なります)。個別の例については、パターンがいくつもあるため、ここでは掲載しません。

運行不能・遅延の場合は指定料金券については基本的に無手数料で払いもどしになります(遅延の場合はグリーン料金券の払いもどしはありません)。

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「九州横断特急」の指定料金券です。九州横断特急の英文「TRANS-KYUSHU LTD EXP」と表記されています。

なお、原券は「コロプラ乗り放題きっぷ」でしたが、発行駅では、最初「指定のみ券(0円券)」を発券し、そのあと「B特急券」(無割引)を発券し、最後に「指定料金券」を発券しました。どうやら、駅社員は、「コロプラ乗り放題きっぷ」で指定席を利用する場合は、指定料金券を発行することを知らなかったようです(駅長さんなのに・・・)。

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