九州新幹線に乗車
先日、九州新幹線に乗車しました。
本来ならば、全線開業当日である3月12日に乗車するつもりでしたが、その前日に起こった東日本大震災のために中止することになりました。
画像は、確保していた新幹線特急券です。3月12日に「払戻申出」の証明を受けておきました。当日は震災の翌日ということもあり、(首都圏のJR線で12日の朝の時点で、まだ運転していない路線がいくつもあったためです。)かなり窓口等が混雑していたため、証明のみをとりあえず受けて、後ほど払いもどすことにしました。
なお、券面に「東C」などのクレジットカードで購入した印字(「東C」はビューカード《提携カードを含む、以下この文章において同じ》で購入した場合の印字、「海C」はエクスプレスカード、「西C」はJ-WESTカードで購入した場合に印字されます。なお、一般クレジットカードで購入した場合は「C制」と印字されます。)がされていますが、払いもどしは現金で行いました。
本来はクレジットカードで購入した券を払いもどす場合は、クレジットカードの名義人の口座に返金することになっています(現金でのやりとりは行わない)が、運行不能・遅延などの異常時には現金で払いもどすことが可能になっています。
上記の件のRevengeもあり、九州新幹線に乗車する機会を得ましたので、行ってきました。
往路では、岡山駅まで「サンライズ出雲」に乗車しました。「サンライズ出雲」については、以前に乗車したこともあり、詳細は記述しませんので、こちらを参照してください。
画像は、岡山駅改札外にある、「みどりの券売機」です。ここで指定席を発券しました。
最初の画面で青色で表示されている「予約したきっぷのお受取り」を選択すると・・・
上記の表示画面が現れます。ここで「JR西日本5489サービス」を選択すると・・・
指定席を確保した時点で、クレジットカードによる決済が済んでいるため、ここで「はい」を選択すると・・・
予約時に使用したカードの挿入を促す画面が出ます。
「(新)e5489サービス」で登録した電話番号の下4桁を入力することを促される画面が出ますので、番号を入力します。
予約した列車を確認すると、料金券が発券されます。
岡山駅改札内に、九州新幹線直通用N700系の座席(普通車用)が展示してありました。
なお、博多駅までは「エクスプレス予約」で発券した料金券、博多駅以降(九州新幹線内)は、e5489サービスで発券した料金券で乗車しました。
山陽新幹線と九州新幹線を直通して乗車した場合の料金は、先日お伝えしたように、博多駅で打ち切り計算を原則とすることになっており、直通運転する列車を予約することがあまり意味がないと考えた(「さくら」「みずほ」は、山陽新幹線内のみであっても、「エクスプレス予約」には対応しない)ため、山陽新幹線部分と、九州新幹線部分とは、別に確保しました。
博多駅で撮影した画像です。左側が700系E編成、右側が800系U編成です。この並びで山陽新幹線と九州新幹線がつながったということが感じられます。
博多駅の九州新幹線発車案内表示です。「さくら」「みずほ」など、未だに新幹線の愛称名としては違和感がある感じがします。なお、「つばめ」の自由席の位置が他の新幹線に合わせて、下り列車の場合、編成の前側に変わっています(かつては「リレーつばめ」に合わせて、1号車側が指定席になっていました)。
博多駅を発車する「みずほ602号」です。列車に向かってお辞儀をしているのは、博多駅までこの列車を運転していた、JR九州の社員です。博多駅新幹線ホームにJR九州の社員を見ることは、山陽新幹線と九州新幹線との直通を感じさせる光景のうちのひとつです。
駅構内の電子マネー対応店舗も増加しているようです。私はSuicaで支払いました。支払った金額が4円になっていますが、4円のものが売っているわけではありません。なお、電子マネーは右側に表示されている、各電子マネーが使用可能です(KitacaやPASMOなどは使用できません)。
九州新幹線「さくら409号」に乗車するところです(車両は幹クマR3編成・幹クマ704運用)。
博多駅発車数分後の画像です。この区間はあまりスピードが速くないためもあり、博多南線に乗車しているような感じです。
博多総合車両所の脇を通過しているところです。この下に博多南駅があるものと思われます。九州新幹線は、博多南駅の手前で、博多南駅及び博多総合車両所への分岐線があります。
博多総合車両所の別な画像です。画像に出ている「1078」の表記は、東京駅からのキロ程と思われます(九州新幹線のキロ程は、東海道・山陽新幹線の続きとして表記されています)。
博多駅発車後、12分ほどで新鳥栖駅を通過しました。新鳥栖駅は2面4線の駅で、将来、九州新幹線西九州ルートが開業した場合の分岐駅になる予定です。
新鳥栖通過後1分後位の画像です。下に見える線路は鹿児島本線です。この付近から鹿児島本線と並行します。といっても、在来線から見た風景とは異なっているように感じられます。
筑後川を渡ると久留米駅です。左側に在来線が並行しています(橋脚の上側しか見えませんが)。
久留米駅に到着しました。相対式のホームになっています。
このように「祝 九州新幹線全線開業」と掲げている企業もありました。
久留米発車後約6分後に分岐する線路が見えると、筑後船小屋駅です。
新大牟田駅を通過後、保守基地が見えます。
新大牟田駅を通過の約6分後に、新玉名駅を通過しました。
新玉名駅を通過8分くらい後に、熊本駅に到着しました。
熊本駅発車後の画像です。画像上側に分岐している線路は、豊肥本線です。
在来線の熊本車両センターの脇を通過しているところです。
熊本総合車両所(平成22年11月22日設置)の脇を通過しているところです。九州新幹線の車両基地は、部分開業時の基地は、川内新幹線車両センターでしたが、現在は熊本総合車両所に移転しています。
熊本駅発車約10分後に、新八代駅を通過しました。このあとは既開業区間になります。
今回乗車するために購入した、九州新幹線の特急券です。「e5489サービス」を活用して座席を確保しました。料金が4300円になっていますが、本来は4810円(通常期)です。インターネット予約の場合は、若干料金が安くなるようにしてあるようです。インターネットが活用できない、クレジットカードを所持していないという人は、損をする時代になっているようです。
九州新幹線直通車両N700系の6号車の普通車の車内です。座席は「ひかりレールスター」を改良したような感じになっています。左側にAEDが設置されているのがわかります。
6号車のグリーン車の車内です。16両編成のN700系のグリーン車とほぼ同等に作られています。
鹿児島中央駅に到着しました。博多駅から1時間28分で到着しました。これで私の「JR全線完乗」のタイトルを奪回したことになります。
このあと、在来線特急列車に乗り換えました。
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