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2011年3月 6日 (日)

(新)e5489サービス開始

JR西日本では、3月5日より「(新)e5489サービス」(以下、「e5489」と略します)を開始しました。

「e5489」は、従前より存在していた「インターネットによる列車予約」を、九州新幹線全線開業を前に、さらに拡充した「インターネットによる列車予約サービス」です。

なお、利用には会員登録が必要(無料)であり、決済にはクレジットカード(J-WESTカードを推奨)が必須になります(クレジットカードを所持していない場合は利用できません)。

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「予約可能なエリア」の表示です。JR西日本はいうまでもなく、JR東海、JR四国、九州の各線およびJR東日本の一部のエリアも「予約可能なエリア」の対象になっています。

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ログインすると、画像の画面が表示され、「予約・申込」が可能になります。

乗車駅・降車駅、利用時刻、利用列車(新幹線、在来線、新幹線・在来線共通)を選択することができます。

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乗車駅・降車駅を直接入力することもできますが、(よく使用されると思われる)一部の駅を選択することも可能になっています(JR西日本・四国・九州の駅のみのようです)。

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画像は、小倉-大分で検索して、「特急ソニック17号」を選択した画面です。このようにJR西日本が絡まない区間についても検索が可能です。ここで「選択」をクリックすると・・・

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空席があれば、普通車指定席、グリーン車指定席、自由席が選択できます。ここで「普通車指定席の○の部分」をクリックすると・・・

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画像にあるように、「通常のきっぷ」と「eきっぷ」での金額が表示されます。「通常のきっぷ」では1700円(割引なし)で、「eきっぷ」では1200円(自由席特急料金と同額で指定席に乗車できる)と若干安くなっています。なお、決済用のクレジットカードがJ-WESTカードではない場合は「eきっぷ」を選択することができません。「選択」の部分をクリックすると・・・

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座席選択、および乗車券の選択の画面が表示されます。

「座席選択」とは、(空席が少ない場合などを除き)任意の席を選択することができるようになっており、シートマップの表示も可能になっています。

「乗車券の選択」とは、列車に乗車するための乗車券の有無を選択できます(乗車券を特企券で利用することなどが考慮されているようです)。

ここで「座席表から選ぶ」をクリックすると・・・

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画像のように、シートマップを表示することができます。他の列車も予約可能か見てみました。

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画像は、3月12日から運転開始する「指宿のたまて箱3号」の1号車のシートマップです(3月12日分ではありません)。特殊な座席配置であるのが想像できます。

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こちらは2号車のシートマップです。これも特殊な座席配置のようです。

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ソニック&にちりん乗継の場合も予約可能になっています。大分駅・別府駅のいずれかで、「ソニック」と「にちりん」を乗り継ぐ場合には、(改札を出ない場合に)特急料金・グリーン料金を通算できる特例が平成15年以降設定されています。

画面は「ソニック」(小倉-大分)を普通車指定席、「にちりん」(大分-佐伯)をグリーン車指定席にしたものです。

特急料金も通算されていて、「通常のきっぷ」は2350円になっています。内訳は、小倉-佐伯間の特急料金1350円(同区間の通常期の特急料金から500円控除した金額)と大分-佐伯間のグリーン料金1000円を合算した金額になっています。

なお、特急料金の計算で注意するべきことは、「通常期の特急料金の500円控除した金額」(JR九州以外では510円控除)と「自由席特急料金」とは異なることがあるということです。グリーン車、寝台車を利用した場合の特急料金は、自由席料金と同じと思い込むと、計算間違いになることがあります。

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画像は「奥出雲おろち」号を選択した場合の画像です。「奥出雲おろち号」はJR西日本の列車ですが、e5489では予約できないようになっています。一部の臨時列車や、寝台列車およびJR九州の個室・DXグリーン車は予約できないようになっています。

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画像は「しだれ桜」号(JR東海)の予約画面です。JR東海の臨時列車も、列車によっては予約可能になっています。なお、eきっぷの設定はありません。ここで「選択」の部分をクリックすると・・・

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座席選択、および乗車券の選択の画面が表示されますが、シートマップは利用できません。JR東海の列車では、シートマップが利用できないようになっているようです。

なお、JR東海では自社完結の列車であっても、在来線に関しては「インターネットによる列車予約」を行っていない(Cyberstationなどを除く)旅客鉄道会社で、このことが東海道新幹線利用客以外は眼中にないと揶揄される所以になっているようです(かつてはエクスプレスカード会員であれば、予約専用電話経由でJR全線の乗車券・特急券をカード決済で購入可能なサービスを行っていたことがありました)。

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画像は「お座敷青梅梅祭り号」(JR東日本)の予約画面です。JR東日本の臨時列車の一部もこのように予約が可能になっているようです。ここで「普通車指定席の○の部分」をクリックすると・・・

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「通常のきっぷ」の選択のみ可能になっています(割引料金の選択ができないようになっています)。なお、シートマップも利用できません。

ちなみに、JR東日本が利用を推奨している「えきねっと」では、上記列車の予約はできません。JR東日本完結の列車にもかかわらず、「えきねっと」では利用できない(e5489では予約可能)のはいかがなものかと思います。

JR東日本がご熱心な、窓口の廃止の前に、自社完結の列車が(他社では可能なのに)自社のサイトで予約できないという現状を改善することが先決ではないかと思われます。

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画像は「小江戸佐原号」(JR東日本)の予約画面です。JR東日本の臨時列車の一部もこのように予約が可能になっているようですが、この列車もJR東日本完結列車にもかかわらず「えきねっと」では予約ができません

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画像は「DLばんえつ物語」(JR東日本)の予約画面です。JR東日本の臨時列車の一部もこのように予約が可能になっているようです。なお、予約区間が新潟-五泉になっていますが、五泉以遠(会津若松方面)は取り扱い対象外になっています(新潟-会津若松での予約は不可)。

「e5489」はいずれ利用する機会が何度も出てくるものと思われます(新幹線「さくら」「みずほ」がエクスプレス予約の対象外になっていることもありますが・・・)。

あえて言えば、「e5489」で利用した列車ごとにポイントを付けるなどのサービスがあれば、よいと思います(決済した金額に対しては、J-WESTポイントが付くようです)。

付言すれば、「インターネットができない」および「クレジットカードを持っていない」などという、近代化されていない人は、鉄道を安く利用することが困難な時代になりつつあるということを実感しています。

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2011年3月 1日 (火)

長野電鉄屋代線に乗車

スノーモンキー試乗後に、屋代線に乗車しました。

屋代線は先日、「長野電鉄活性化協議会」で廃止が決定いたしました。屋代線は、元々河東線として営業してきましたが、平成14年に運行形態に合わせて、屋代線になりました。

なお、屋代から須坂へ向かう方が路線上では下りになりますが、列車ダイヤ上は須坂から屋代へ向かう方が、下り列車になります。

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屋代線の始発駅(路線上は終着駅)である須坂駅です。長野電鉄の拠点となる駅で、構内には車両基地や工場も併設されています。

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須坂駅の改札前の画像です。鉄道とは直接関係ない商品も販売されています。

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須坂線の車両です。元営団地下鉄(日比谷線)3000系を使用しています。

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須坂駅で発車待ちをしているところです。発車直前まで、車内保温の関係から一部のドアのみ開けてあります。

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綿内(わたうち)駅です。この駅で上り列車の待ち合わせを行います。

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須坂行きの上り列車です。

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信濃川田(しなのかわだ)駅です。この駅でも列車交換が可能な駅になっており、側線では廃車車両の解体が行われたことがありました。

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松代(まつしろ)駅です。途中駅では唯一の有人駅です。

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松代駅の駅舎です。

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松代駅の改札口です。自動券売機はありません。

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松代駅の窓口発売時間が掲示してあります。

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「乗って残そう屋代線!」ののぼりが出ていましたが・・・

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屋代線の車内の画像です。営団地下鉄時代と見た目には、あまり変わっていないように感じます(ワンマン改造はされています)。

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車両の連結面の画像です。確認用のカメラが設置されているのが分かります。

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東屋代-屋代間の画像です。右側に見える線路は、しなの鉄道(元信越本線)です。

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屋代駅到着直後の画像です。

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屋代駅停車中の電車です。0キロポストがあるのが見えます。

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屋代駅に掲示してある、屋代線の時刻表です。

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屋代駅ホームには、年季の入った待合室があります。

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屋代駅の上田側の画像です。

屋代線としなの鉄道は、線路がつながっています。長野電鉄へ(から)の回送列車は、屋代駅経由で搬入等が行われていますが、屋代線廃止後は、どうするのでしょうか?

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