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2010年11月 6日 (土)

名松線に乗車

紀勢本線乗車後、松阪駅まで戻り、名松(めいしょう)線に乗車しました。

名松線は、松阪駅と伊勢奥津駅とを結ぶ、JR東海で最も輸送密度の少ない路線です。

松阪と名張(近鉄大阪線の駅)を結ぶ目的で敷設されたため、両駅から1文字ずつ使用して路線名にしています。

昭和10年までに現行の伊勢奥津まで開業しましたが、国鉄の特定地方交通線(第2次廃止対象路線)に認定されましたが、代替道路が不備として廃止対象から除外された路線です(このような形で廃止対象から除外された他の路線として、岩泉線があります)。

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名松線の起点駅である、松阪駅(JR側)です。かつてはこの右側に百貨店がありましたが、解体されています。なお、近鉄線と改札は共用されています。

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松阪駅(近鉄側)です。JR側とは別の駅のように見えます。改札は共用されていますので、JRの乗車券類での乗車も可能です。

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松阪駅発車前の名松線家城(いえき)行きの普通列車です。名松線の列車は、全列車キハ11単行ワンマンになっています。かつては家城駅に夜間留置車両がありましたが、現在は、早朝の下り始発列車と夜間の上り最終列車を回送列車として運転しています。

回送列車の時刻は、以下のとおりです。

回401D:松阪5:47-家城6:19

回416D:家城22:09-松阪22:43

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名松線では、今となっては貴重な通票が現役で使用されています。

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松阪駅ではモー太郎弁当(1260円)を購入しました。松阪まで行ったからには、牛肉を食わなければとの思いで購入しました。事前予約をすれば10000円くらいの駅弁があるようですが・・・

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外蓋を開けると、画像のような容器が出てきます。

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蓋を開けると、裏にメロディセンサー(「ふるさと」でしょうか)が付いていて、光が当たると、メロディが鳴るようにしてあります。

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肝心の中身はこのようになっています。5分くらいで食べ終わりました。

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松阪駅を発車しました。名松線は松阪駅5番線(下1番線)から発着することが多いようです。

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分岐点の画像です。紀勢本線のときとは違い、左側に曲がっていきます。

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一瞬、複線区間を走行しているように感じられますが、右側の線路(紀勢本線)とは、明らかに線路規格が違うのが分かります(名松線のダイヤ上の最高速度は65km/h)。

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家城駅場内です。1番線に進入します。駅社員が待っていますが、通票の受け取りの関係のようです。

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家城駅から伊勢奥津側を見たところです。信号機に「X」が付いているのが分かります。

名松線は、平成21年の台風18号による被災のため、家城-伊勢奥津間は鉄道としての営業は行っていません。

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家城駅の駅舎です。名松線内の有人駅は、松阪・家城の2駅のみです。

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家城駅のマルス端末(MR20)です。

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家城-伊勢奥津間は不通のため、JR代行バス(名松線代行バス)が運行されています。

代行バスは、名松線の代行になるため、家城-伊勢奥津間に有効な乗車券類で乗車可能です(鉄道に乗車した場合と同じ扱い)。家城-伊勢奥津間相互間であっても、従来の鉄道運賃が適用されます。

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代行バスの車内です。バス及び運転士は三重交通バスで、ほかにJR東海社員が乗車していました。JR東海社員は、制服ではなく、スーツ姿、名札付きで乗車していましたので、おそらく乗車人員のカウント等を行っていたものと思われます。

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名松線代行バス車内に掲示してある、名松線運賃表です。

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車内には時刻表や列車に乗り継ぐ場合のバス車内での精算は不要等が書かれた案内が掲示されていました。

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バス路線は名松線の路線になるべく並行して走行します。

前方に名松線の橋脚が見えます。

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伊勢竹原駅に到着しました。「駅」といっても、道路事情の関係からか、駅舎の前に停車するとは限りません。この場所から実際の駅まで若干距離があります。

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代行バスから「名松線早期再開を!」とかかれた掲示が見えます。

JR東海によれば「復旧したとしても同程度の自然災害ではもちろん、それ以下であっても大きな被災が発生する恐れや長期にわたる運転規制等を行わざるを得ない状況」とのことで、「当面バス代行を継続」とは名言していますが、鉄道としての営業再開はないものと考えているようです。運賃体系は現行の鉄道運賃を維持すると明言していますが、本音としては、採算がとれない路線のために費用をかけることは行わない。だからといって、廃止とは言いにくいため、「災害による列車運休」は、事実上廃止にする口実になるということなのでしょうか?

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名松線代行バスから見た、運休区間の踏切部分です。線路に入らないように、柵をしているようです。

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伊勢鎌倉駅の入口です。道路が狭いためか、駅近くの道路に止めるようです。

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伊勢鎌倉駅の代行バスの停留所です(各駅とも「JR代行」としか表示していません)。

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名松線の橋脚です(伊勢鎌倉-伊勢八知間)。

橋脚には入れないように柵を付けています。

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伊勢奥津方面は、道路をまっすぐに行きますが、伊勢八知駅に立ち寄るために、左折します。

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伊勢八知駅です。簡易委託駅ということになっていますが、今でも乗車券類は発売しているのでしょうか?

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名松線に並行しているためか、踏切を渡ることが何度かありました。

代行バスから見ただけですが、線路上に明らかに復旧が困難と分かる箇所は発見できませんでした。

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このように、道路幅が狭い場所が何箇所かありました。このことが「代替道路が未整備」のいあたるかどうかについては、何とも言えませんが、名松線が特定地方交通線から除外された理由の一つなのでしょうか?

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比津駅です。実際の鉄道駅は、画像の上り坂を上がったところにあるようです。

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最後の踏切を渡ります。

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伊勢奥津までまもなくです。並行している線路には異状があるようには感じられません。

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まっすぐ行くと名張方面ですが、伊勢奥津駅に行くには左折します。

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正面の建物が伊勢奥津駅(住民センター併設)です。

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伊勢奥津駅舎です。

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名松線代行バスは画像の位置に停車します。この場所から家城行きの代行バスになります。

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駅舎内は広くはありませんが、旅行者が書き込めるようなノートブックが置いてありました。

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ノートの中には、JR西日本の例を引用して、「廃線」を批判する文章を書いている人もいました。

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伊勢奥津駅のプラットホームには入れないようになっていました。

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現在は使用されていないようですが、伊勢運輸区乗務員詰所がここにありました。

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SL運転時代に使用されていた給水塔が今でも残っています。

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プラットホームには入れないため、別な箇所から撮影した画像です。

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代行バスのバス停とは別に、三重交通31系統のバス停があります。

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バス停の時刻表です。名張行きは7時11分発のみですので、名松線からの連絡としては、全く機能していません。なお下の飯垣内は「はがいと」と読むようです。

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折返しの代行バス発車まで時間があったため、周辺を歩いてみました。

画像のようなかなり年季の入ったたばこ屋(?)がありました。

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建物の前には、画像のような集金帳が掲げてありましたが、大正九年度とは・・・Dsc08615_640

さらに、昭和二年度分の煙草買受帳なるものも掲載されていました。

「煙草元賣捌人」という表現が時代を感じさせます。

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地元としても観光等で利用してほしいことからこのような札を立てているようですが、「乗って残そう名松線」の文字がむなしく感じます(乗りたくても、伊勢奥津まで走っていませんので・・・)。

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代行バスで家城駅に戻り、上り列車に乗車しました。

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上り列車では、一志駅で下車しました。これで名松線の旅は終了しました。

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一志駅で下車すると、向こう側に架線のようなものが見えます。

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まっすぐ3分ほど歩くと、近鉄の川合高岡駅に到着します。

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川合高岡駅に出ていた地図を見ると、JR一志駅と、近鉄川合高岡駅はかなり近いのが分かります。事前に時刻を調べておけば、名松線と近鉄大阪線の「連絡」が可能になりますので、参考まで・・

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