東急大井町線溝の口へ
平成21年7月11日(土曜日)、東急大井町線の二子玉川-溝の口間が延伸開業しました。
二子玉川-溝の口間は複々線化されることになり、東急田園都市線の混雑緩和が期待されます。
早速乗車しました。

東急電鉄6000系の急行電車です。急行で大井町-溝の口間を19分で結びます(日中所要時間)。
左側の電車には「祝 延伸」のヘッドマークがついています。
なお、大井町-溝の口間の区間運転の電車は昭和41年まで存在していましたので、それ以来のことです。
大井町線の大井町-溝の口間の区間運転の電車ということであれば、昭和38年10月以来の復活ということになります。
二子玉川-溝の口間の略歴は以下のとおりです。
昭和2年7月15日:玉川電気鉄道溝ノ口線として開業(当時は玉川-溝ノ口間として開業)
昭和18年7月1日:東急大井町線に編入(大井町から直通電車と通すために改軌される。なお玉川駅は二子読売園駅に昭和15年に改称)
昭和38年10月11日:大井町線を田園都市線に改称(すでに二子読売園駅は、二子玉川を経て、二子玉川園駅に改称)
昭和41年1月20日:溝ノ口駅を溝の口駅に改称
昭和54年8月12日:二子玉川園-溝の口間の電車は、基本的に新玉川線(昭和52年開業)直通に運転系統を変更(大井町-二子玉川園間は大井町線に改称)
平成12年8月6日:二子玉川園駅を二子玉川駅に改称(同日、新玉川線を田園都市線に編入)
平成21年7月11日:大井町線の二子玉川-溝の口間延伸開業(大井町線は大井町-溝の口間になる)
大井町線の列車種別は、急行と各停ですが、各停が2種類できることになりました。

上記画像のように、各停を緑色で表示してあるものは、二子新地・高津の両駅を通過する電車です(以後「G各」と表記します)。各駅停車であるにも関わらず、通過駅があるというのはおかしいような気もしますが、二子新地・高津両駅の配線と、線路容量、運転間隔を勘案して設置されたものと思われます。

上記画像のように、各停を青色で表示してあるものは、二子新地・高津の両駅を含め各駅に停車する電車です(以後「B各」と表記します)。「B各」の電車は日中の各駅停車の半数と、鷺沼発着の電車に(急行を除く)使用されるようです。なお、二子玉川始終着の列車は早朝の上りと深夜の下り列車1往復のみになります。

下り「G各」の先頭から撮影した二子玉川発車直後の画像です。左側のLED表示が「G」と表示されています。
なお、複々線部分は外側が田園都市線、内側が大井町線の列車が走行するのが原則ですが、「B各」の電車は、二子玉川発車後に外側の線路に転線します。

二子新地駅を通過するところです。ホームは田園都市線側にしかありません。なお、田園都市線の電車は、二子新地・高津両駅を通過する列車でも、ホームのある側を通過します。

高津駅を通過するところです。ホームは田園都市線側にしかありません。なお、高津駅を出たところに、外側線から内側線への渡り線があります。

高津駅を出たところの渡り線の部分です。渡り線は「B各」の電車が通ります。

溝の口駅到着直前の画像です。乗車している電車は2番線に到着します。なお、田園都市線の上り列車は4番線しか使用しません。

溝の口駅の梶が谷側にある引き上げ線です。後方に見える隧道の直前で、田園都市線の線路とつながっていますが、日中の列車はそのような列車はありませんので、引き上げ線として使用されています。

溝の口駅で撮影した大井町線の8500系(左側)と8090系(右側)です。右側の8090系は、東横線の急行として導入された車両ですが、現在では大井町線で使用されています。なお、前面に延伸記念のシールが貼ってあります。

溝の口駅構内にある発車案内表示です。2番線の案内がありませんが、大井町線到着用のホームのため、表示がありません。なお、1番線の案内で種別の左側に「1」とわざわざLED表示されているのは、大井町線からの直通電車(鷺沼行きなど)がある際には、2番線から発車するためと思われます。

二子新地駅を通過する田園都市線の急行電車です。先ほど指摘したように、田園都市線の電車は二子新地・高津両駅を通過するかどうかにかかわらず、ホームのある側を使用します。そのため、二子新地・高津両駅での
乗降には、通過列車および(特に上り列車は)行き先に注意する必要があります。

高津駅に到着する大井町線「B各」です。渡り線を使用しているのがわかります。

溝の口発車直前の列車の運転台の画像です。右側のLED表示に「B各」と表示されています。

溝の口発車直後の画像です。「B」の表示が見えるとおり、「B各」の列車です。

大井町線「B各」が高津駅に到着するところです。渡り線を使用しているのがわかります。

大井町線「B各」の二子玉川駅到着しようとするところです。「3」の表示のとおり、渡り線を使用して、大井町線側のホームに到着します。

画像は田園都市線の5000系6ドア車です。右側の車両も6ドア車で、この編成には6ドア車が3両連結されています。6ドア車が1つの編成に3両ついているのは、本家(?)のJR東日本でも存在しません。現在JR東日本では6ドア車を製造していませんので(6ドア車は基本的になくす方向のようです)、東急田園都市線のみに6ドア車が新製されています。
大井町線の延伸開業で、田園都市線の混雑緩和がどうなるか、13日(延伸開業後、最初の平日)の旅客の動向が注目されます。
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