JR各社は、令和4年3月にダイヤ改正を行うことを発表しました。
ダイヤ改正日は令和4年3月12日(土曜日)です。
東日本旅客鉄道(JR東日本)では、以下のように変更されます。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による利用者の低迷が影響しているため、列車の減便が行われます。
東北新幹線の以下の列車は、臨時列車に格下げします。
はやぶさ3・6(併結する「こまち6号」は定期列車)・9・12・26・30・36・104・105・106・109号
こまち9・40号(併結する「はやぶさ40号」は定期列車)
やまびこ128・129・132・135~141・143・146・148・153・158・159号(併結する「つばさ」は定期列車です)
なすの273号
以下の「はやぶさ」号は、「やまびこ」号として運転します。
はやぶさ105号をやまびこ69号に変更:東京16時12分→盛岡19時44分(白石蔵王駅を除き各駅停車)
はやぶさ109号をやまびこ71号に変更:東京18時28分→盛岡21時44分(大宮ー仙台間は、宇都宮、郡山、福島停車)
はやぶさ104号をやまびこ52号に変更:盛岡7時27分→東京11時16分(全駅停車)
はやぶさ106号をやまびこ54号に変更:盛岡8時10分→東京11時24分(仙台ー大宮間は、福島、郡山、宇都宮停車)
以下の「なすの」号は、運転を取りやめます。
なすの284号:郡山21時45分→東京23時20分
上越新幹線では、E7系を追加投入し、新たに12本の列車をE2系からE7系で運転します(E2系は、来年度中に引退する予定です)。
以下の「とき」、「たにがわ」号は、臨時列車に格下げします。
とき324号:新潟14時14分→東京16時00分
とき332号:新潟16時10分→東京18時00分
とき327号:東京15時16分→新潟17時03分
とき345号:東京20時04分→新潟21時55分
たにがわ409号:東京18時16分→越後湯沢19時45分
たにがわ473号:上野18時52分→高崎19時43分
以下の「たにがわ」号は廃止します。
たにがわ416号:越後湯沢21時41分→東京23時08分
たにがわ474号:高崎6時53分→東京7時52分
以下の「かがやき」号は、臨時列車に格下げします。
かがやき511号:東京16時24分→金沢18時53分
かがやき517号:東京19時24分→金沢21時53分
かがやき504号:金沢7時49分→東京10時20分
かがやき508号:金沢9時47分→東京12時20分
山形新幹線では、「つばさ」号を全車指定席にします。併せて特急料金(基本的には在来線区間)も変更します(特急料金については後述)。
在来線特急列車では、
特急「あずさ」2往復の甲府ー松本間を廃止し、「かいじ」として運転します。また、全特急列車を立川駅に停車します。「あずさ17・18号」は、上諏訪、岡谷、塩尻の各駅に停車するようになります。これにより、上諏訪駅通過の「あずさ」はなくなります。
特急「かいじ2号」の時刻を繰り上げ、新宿着8時42分で運転します。
特急「おうめ3号」と「はちおうじ7号」の東京発時刻を振り替えます。また、「はちおうじ7号」は臨時列車で運転し、「はちおうじ9号」の運転を取りやめます。
特急「スワローあかぎ」の平日上り列車の時刻は以下のとおりです。
スワローあかぎ2号:本庄5時50分→上野7時05分(本庄ー熊谷間を延長)
スワローあかぎ4号:高崎5時52分→上野7時37分(増発列車)
スワローあかぎ6号:高崎7時40分→新宿9時07分(現行の「スワローあかぎ4号」)
スワローあかぎ8号:高崎8時11分→上野9時39分(現行の「スワローあかぎ6号」で、現行の「スワローあかぎ8号」は廃止します)
以下の「スワローあかぎ」は、臨時列車に格下げします。
スワローあかぎ11号:上野21時00分→高崎22時23分
スワローあかぎ13号:上野22時00分→高崎23時24分
特急「踊り子5・18号」は臨時列車に格下げします。また「湘南17号」も臨時列車に格下げします。「湘南10・11号」は14両編成から9両編成になります。
「湘南6号」を品川ー東京間延長運転し、東京着7時56分として運転します。また、新宿発着の「湘南」全列車を大崎駅に停車します。また、新宿21時30分発の「湘南23号」は運転を取りやめます。現行の「湘南21号」を「湘南23号」として、その前に新宿18時25分発の「湘南21号」を新設します。
特急「成田エクスプレス」の千葉駅停車を大幅に拡大します(7本→29本)。また、「成田エクスプレス2号」の時刻を繰り上げ、東京着8時52分着にします(千葉発は8時14分)。成田空港利用者の減少に対して、近距離利用客(通勤客を含む)の需要を高めようとする狙いがあるようです。これを機に「N'EXえきねっとトクだ値(チケットレス特急券)」の設定区間を拡大します。料金は、成田空港-東京で860円、千葉ー新宿で640円になる日があるようです(50%割引の場合)。また、「成田エクスプレス」の新宿-大宮間の運転を取りやめます。
「しおさい」、「さざなみ」、「わかしお」の指定席を拡大し、5両編成中3両を指定席に、10両編成中5両を指定席に、9両編成中5両(グリーン車を含む)を指定席にします。これを機に「えきねっとトクだ値(チケットレス特急券)」を設定し、列車、時期により35%または45%割引で発売します。料金は、成東/五井/茂原-東京で810円になる日があるようです(45%割引の場合)。
内房線に「さざなみ4号」(木更津7時03分→東京8時10分)を新設します。これにより、現行の「さざなみ4号」は「さざなみ6号」となり、現行の「さざなみ6号」は廃止します。
千葉支社管内等で発売されている特企券、「N'EX往復きっぷ」、「房総料金回数券」、「定期券用月間料金券」は、来年3月11日利用分を持って、発売を終了します。今後、該当区間内での料金の割引は「えきねっとチケットレスサービス」で行われるようです。なお、「えきねっとチケットレスサービス」を利用する場合は、クレジットカード所持が必須になります(コンビニ払いや金融機関払いでは利用できません)。
特急「ひたち・ときわ」の運転区間を一部変更します。これにより、土休日は全特急列車が品川発着になります。
「ときわ73・77・81・56・60・66号」は運転を取りやめます(「ときわ56号」は土休日のみ、「ときわ66号」は平日のみ)。また「ときわ63・(改正後の)76号」の勝田-高萩間、「(改正後の)ときわ83号」の土浦ー勝田間も運転を取りやめます。
特急「いなほ5・10号」の酒田-秋田間を廃止します。また、特急「しらゆき8・9号」のスジを廃止します(現行の「しらゆき10号」は「しらゆき8号」で運転)。

画像は、新潟車両センター(新ニイ)所属のE653系H-202編成です。現在は、特急「しらゆき」および快速「信越」で運用されています。次期ダイヤ改正で「いなほ3・10号」にもこの編成が使用されるようです。なお、E653系4両編成には、グリーン車は連結されていません。
普通列車等
首都圏各支社(東京支社・八王子支社・横浜支社・大宮支社・千葉支社・高崎支社・水戸支社)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による利用者の低迷が影響しているため、通勤時間帯を含めて列車の減便が行われます。
平日朝通勤時間帯の最大本数
山手線:21本→18本(外回り)、22本→20本(内回り)
京浜東北線:25本→23本(南行)
中央快速線:30本→29本
中央・総武緩行線:23本→19本(A線)、26本→25本(B線)
総武快速線:19本→18本
常磐快速線:19本→15本(中電を含む)
常磐緩行線:23本→20本
青梅線:17本→16本
南武線:25本→24本
横浜線:19本→17本
京葉線:15本→13本(武蔵野線直通を除く)
東海道線:19本→17本
横須賀線:11本→10本
東北線:13本→11本
高崎線:14本→13本
山手線、中央快速線、常磐線快速、京葉線は、日中時間帯にも減便します。
東海道線、横須賀線、山手線、中央・総武緩行線、高崎線、常磐線快速、常磐緩行線、総武快速線は、夜間時間帯にも減便します。
相模線の車両をE131系に統一して、ワンマン運転を開始します。

画像は、国府津車両センター(横コツ)所属のE131系G-01編成です。去る11月18日より相模線で営業運転を開始しました。次期ダイヤ改正までに所要車両分をそろえてワンマン運転も行うようです。また、これまで朝夕に行ってきた横浜線乗り入れは終了するようです。
E235系を横須賀線に追加投入します。
川越(一部、南古谷)ー八王子間でE231または209系により4両ワンマン運転を開始します。これに伴い、中央快速線から直通の高麗川/武蔵五日市発着、箱根ヶ崎/武蔵五日市発着の列車の運転を取りやめます。
土休日の南武線の快速運転時間を拡大します(上りは川崎着9時56分から16時16分、下りは9時51分から16時11分)。
中央東線大月7時12分発の通勤快速を快速に変更します。また、日中時間帯で列車を削減します。
527Mのスジの大月ー塩山間を廃止します(豊田ー大月間と塩山ー甲府間の列車になります)。また529Mのスジの甲府ー小淵沢間を廃止します。さらに、335Mのスジの塩山ー甲府間を廃止します。1463Mのスジを廃止します。
424Mのスジの塩山ー大月間を廃止します(松本ー塩山間と大月ー高尾の列車になります)。また330Mと1464Mのスジを廃止します。
東北本線(宇都宮/一部列車小山-黒磯間)でもE131系を投入して、宇都宮-黒磯間の全列車を3両または6両編成で運転し、日光線では全列車3両編成で運転します。また、ワンマン運転を開始します。これにより、従来運転していた205系は運転を終了します(「いろは」を含む)。また、宇都宮-黒磯間のグリーン車の営業運転を休止し、原則として全列車宇都宮駅での乗り換えが発生します。
氏家発7時35分発宇都宮行きの列車を増発します(E131系3両)。
日光線で、土休日に快速列車を設定します。増発列車は以下のとおりです。
宇都宮9時53分→日光10時32分
日光16時06分→宇都宮16時44分
両列車ともE131系3両編成で、途中の鹿沼、今市の両駅に停車します。
埼京線で平日朝間下り列車で運転している通勤快速を快速に格下げします。
川越(一部、南古谷)ー八王子間でE231系により4両ワンマン運転を開始します。
平日夜間の宇都宮行き下り快速列車の一部を普通列車に格下げします。
京浜東北線で、平日に大宮ー南浦和で3本、南浦和以南で7本の列車を減便します。
高崎発5時49分発の824Mのスジは、運転を取りやめます。
上野発22時30分発3939M前橋行きのスジを廃止して、その前を運転する1944E籠原行きを前橋行きとして運転します。
上越線では、高崎着7時02分着の722M水上発の列車を渋川始発として運転します(水上ー渋川間廃止)。
高崎発22時26分発の水上行き757Mの運転を取りやめます。
八高線では、上下4本の列車を除き、ワンマン運転を行います。また、ホーム側のすべてのドアから乗降車可能とします。
八高線で車掌が乗務する列車は以下のとおりです。
242D:高崎18時57分→高麗川20時18分
2223D:小川町6時26分→高崎7時24分
225D:高麗川6時33分→高崎7時57分
2269D:高麗川20時42分→小川町21時08分
総武快速線で、平日に運転している通勤快速は、快速に変更になります。また、朝間通勤時間帯で快速、緩行線とも1本減便します。
京葉線直通の通勤快速(土休日は快速)東京行きのうち、君津6時42分発と、上総一ノ宮6時27分(32分から変更)発の列車を各駅停車化します。また、京葉線内で朝間通勤時間帯で2本減便します。
京葉線では、日中の東京-蘇我間の快速列車を1本各駅停車化します。また、東京-海浜幕張間の区間列車を毎時1本廃止します。
成田線では828M(成田6時18分→我孫子6時58分)を10両編成から5両編成にします。
成田線の成田-佐原間で運転している2往復のE131系で運転している列車は、成田線内でもワンマン運転を行います。
内房線では、安房鴨川6時16分発の2122Mと138Mの接続を上総湊駅で行ってきましたが、館山駅接続に変更します。また、千葉6時31分発の127M上総湊行きは、君津駅で乗り換えになります。134M(館山6時21分発)千葉行きは、君津行きに変更になるため、木更津駅以遠に行く場合は、上総湊駅で乗り換え(接続列車は、京葉線経由東京行き)などが必要になります。
常磐線では、日中時間帯のE531系で運転する全列車を品川発着で運転します。土浦以南で運転されてきた特別快速を2往復を除き廃止します(土浦発は11時台以降、品川発は14時台以前)。
朝間通勤時間帯の列車を減便します(土浦駅基準で7時台発を8本から6本に、8時台を3本から2本に減便)。また、普通列車は日中時間帯を中心に土浦駅で乗り換えが発生します(土浦以北は5両編成、以南はE531系10両編成)。
660Mのスジを(広野発5時19分に)繰り上げ、いわき駅で時刻を繰り上げた「ひたち2号」(いわき5時53分発)に接続します(品川8時49分着)。また、661Mのスジを廃止します。
水郡線では、320Dの常陸大子発を10分繰り上げ、水戸着9時13分にします。これにより、水戸駅で「ひたち3号」や「ひたち6号」に接続が可能になります。また、ワンマン運転の列車を拡大します(すでに常陸大子ー郡山間の土休日は全列車ワンマン運転)。
仙台支社
仙石線で土休日ダイヤを設定します。これにより、朝夕を中心に土休日の列車本数を減便します。また、日中を中心に、あおば通-多賀城/東塩釜までの一部の列車を松島海岸まで延長運転します。
また、現行の521Sと523Sのスジを1本化します(521S:あおば通5時17分→石巻6時44分)。石巻からの終列車を繰り上げます(2222S:石巻22時00分→あおば通23時21分)
現行の5538D快速と5520D特別快速を入れ替えて、石巻20時01分→仙台20時50分の特別快速と、石巻20時56分→仙台21時46分の快速に変更します。
東北本線547Mおよび546Mは、石越-一ノ関間を廃止します。また、一ノ関行き545Mは時刻を繰り下げ、一ノ関着11時41分になります。
磐越西線では、郡山発会津若松行きの日中の時刻をパターン化します(9時台から16時台まで郡山駅毎時15分発)。また、快速「あいづ」の2両編成を4両編成とします。
また、喜多方-郡山直通列車を廃止し、会津若松乗り換えになります。また、喜多方-会津若松間の定期列車をすべて気動車で運転します(同区間を非電化にする前提があるようです)。具体的には、
現行の1224M(喜多方6時10分→郡山7時50分)は、
4250D(喜多方6時10分→会津若松6時26分)、会津若松乗り換え1224M(会津若松6時36分→郡山7時50分)に、
現行の1238M(喜多方17時45分→郡山19時31分)は、
4256D(喜多方17時55分→会津若松18時11分)、会津若松乗り換え1236M(会津若松18時19分→郡山19時34分)に、
現行の3243M(郡山21時55分→喜多方23時21分)は、
3243M(郡山21時46分→会津若松22時54分)、会津若松乗り換え4259D(会津若松23時00分→喜多方23時16分)になります。
奥羽本線の日中の福島ー米沢間上下3本の普通列車を庭坂発着とします(庭坂-米沢間の運転)。これは、福島駅新幹線上りホームの工事に伴うもので、福島-庭坂間をバスで代行輸送します。
仙台空港行きの列車を、仙台発11時10分から16時50分まで、全列車を20分間隔で運転します。
夕方の仙台発の阿武隈急行直通列車、丸森行きを梁川行きに変更します。
このほか、各線区で日中を中心に、列車の減便が行われます(新白河-黒磯間で6本減便など)。
また、石巻線、気仙沼線、陸羽東線、陸羽西線、米坂線、奥羽本線で列車の編成を削減します(単行運転があるものと思われます)。
盛岡支社
山田線で、一部列車の運手区間を見直します。これにより、盛岡発宮古行きの初列車は、現行の11時06分発から6時32分発に大幅に繰り上がります。また、盛岡発宮古行きの終列車は、現行の20時11分から17時46分に大幅に繰り上がります(盛岡発の山田線終列車は20時05分上米内行きになります)。
大船渡線では325Dと341Dのスジを廃止します。また、322Dの気仙沼-千厩間も廃止します。すべての定期列車でワンマン運転を行います。
津軽線では、現行の341Dの時刻を繰り上げ、339M(青森発15時31分発)から蟹田駅での4分接続が可能になります。また、現行の338Dの時刻を繰り上げ(三厩発14時56分)、津軽二股駅から隣接する奥津軽いまべつ駅乗り換えの新幹線「はやぶさ34号」に25分で接続可能になります。さらに、全列車ワンマン運転を行います。
秋田支社
奥羽本線で現行の2440Mと2447Mのスジの湯沢-新庄間を廃止します。また、ダイヤをパターン化します(秋田発湯沢方面の列車を、13時台から19時台まで秋田駅毎時45分発とするなど)。
北上線の平石(ひらいし)駅と矢美津(やびつ)駅を廃止します。
新潟支社
快速「信越」を廃止します。長岡ー直江津間にE129系を使用した快速列車を運転します(直江津6時13分→長岡7時14分、長岡21時41分→直江津22時43分)。

画像は、新潟車両センター(新ニイ)所属の115系N35編成で、この日は、新潟発新井行きの快速3374Mに充当されていました。次期ダイヤ改正で、特急「しらゆき」を除き、新潟からえちごトキめき鉄道新井行きの直通列車を廃止します。この場合、新潟から直江津まで運転するのか、115系からE129系に車両が置き換わるのかが注目されます。
羽越本線村上-鶴岡間の普通列車をGV-E400系に統一して、ワンマン運転を開始します。
陸羽西線と羽越本線を直通する157D~3132Dの羽越本線部分を廃止します(余目駅で乗り換え)。
羽越本線228D~231D(酒田ー鶴岡間1往復)のスジを廃止します。また、酒田発230D(鼠ヶ関行き最終列車)のスジを繰り上げ、酒田発21時40分にします。
磐越西線快速「あがの」を廃止します。これにより、新津(新潟)-会津若松を直通する定期列車は、1日6往復に減便されます。
これを機に、紙の時刻表(折りたたみ、壁張り)の製作を終了します。
長野支社
大糸線1532Mから松本駅で特急「あずさ8号」に14分で接続を可能にします。
特急「しなの2号」から松本駅で特急「あずさ8号」に7分で接続可能にします。
篠ノ井線快速2530Mから松本駅で「あずさ12号」に9分で接続可能にします。
辰野支線1151Mのスジを7分繰り上げて、塩尻駅で「あずさ8号」に2分で接続可能にします。
小海線(区間拡大を含めて27本)、篠ノ井線(3本)、大糸線(5本)、飯山線(土休日のみ2本)でワンマン列車を増やします。
しなの鉄道との直通列車で621M、673M、2614M、678Mのスジを土休日運休とします。
JR東日本における料金の変更について
シーズン別の特急料金(快速列車の指定席料金を含む)は、令和4年4月1日から従前の通常期、閑散期、繁忙期に加えて、最繁忙期を設定します(快速列車の指定席料金は通常期と閑散期のみ)。最繁忙期の料金は、現行の繁忙期料金に200円を加算した額になります。現行の通常期、繁忙期、閑散期の期間も見直しになります(以前よりも高くなる日と安くなる日があります)。
令和4年度の最繁忙期の期間は、以下のとおりになります。
4月27日~5月6日、8月10~19日、12月28日~翌年1月6日(合計30日)
令和4年度の繁忙期の期間は、以下のとおりになります。
4月1~5日、7月15~18日、8月1~9日、9月16~25日(20・21日は閑散期)、10月7~10日、翌年3月21~31日(合計41日)
令和4年度の閑散期の期間は、以下のとおりになります。
4月21・25・26日、5月9・10日、6月の月曜~木曜日、7月4~14日のうち月曜~木曜日、9月の月曜~木曜日(19・22日は繁忙期)、10月3~6日、11月の月曜~木曜日(2・3・22・23日を除く)、12月の月曜~木曜日(28・29日を除く)、翌年1月10日~2月末日の月曜~木曜日(2月22・23日を除く)(合計106日)
上記に掲げた以外の日は通常期になります。
「つばさ」・「こまち」の特急料金の変更
「つばさ号」の全車指定席化に伴い、併せて「こまち号」の特急料金(すでに全車指定席)についても新たな特急料金体系に変更します。
以下の料金に変更になります(時期については、来春とだけ発表されています)。
東北新幹線から乗り継ぐ場合(「幹在特」と表示)、および福島-新庄間/盛岡-秋田間相互間のみ利用(「特急料金」と表示)
50kmまで:760円(幹在特)・1290円(特急料金)
100kmまで:1130円(幹在特)・1660円(特急料金)
150kmまで:1580円(幹在特)・2110円(特急料金)
これまで、東北新幹線の区間から、「つばさ号」「こまち号」の在来線区間にまたがって利用する場合は、それぞれの区間の座席指定料金相当額を合算していました(通常期の場合、新幹線部分の530円と在来線部分の380円の合算)が、今後は、新幹線区間のみの座席指定料金相当額(通常期は530円)で利用可能になります。
また、「つばさ号」の福島-新庄間相互間の乗車で座席指定を受けないで乗車する場合は、(「こまち号」の盛岡-秋田間相互間乗車の場合と同様に)「特定特急料金」で乗車可能になります。料金は、上記「幹在特」料金と同額になります。
これに併せて、郡山-福島間の新幹線特急料金(「つばさ号」で米沢以北利用の場合を含む)は、現行の通常期2400円から通常期1410円の特定特急料金になります(グリーン車やグランクラス利用の場合を除く)。
これにより、「つばさ号」で東京-山形間を利用する場合の料金は、指定席を利用していた場合は現行より100円安くなります(自由席を利用していた場合は、全車指定席化により810円値上げになります)。同様に「こまち号」で東京-秋田間を利用する場合の料金は、現行より100円安くなります。
特急列車(在来線を含む)のグリーン料金・グランクラス料金の変更
JR東日本では、平成14年の東北新幹線八戸延長時に、利用促進の観点からグリーン料金を値下げしてきましたが、JR6社共通のグリーン料金を基準とした料金に戻すことになったようです(値上げすることになります)。
以下の料金に変更になります(時期については、来春とだけ発表されています)。
100kmまで:1300円(グリーン)・4450円(グランクラス軽食なし)・6540円(グランクラス軽食付き)
200kmまで:2800円(グリーン)・5950円(グランクラス軽食なし)・8040円(グランクラス軽食付き)
400kmまで:4190円(グリーン)・7340円(グランクラス軽食なし)・9430円(グランクラス軽食付き)
600kmまで:5400円(グリーン)・8550円(グランクラス軽食なし)・10640円(グランクラス軽食付き)
700kmまで:5600円(グリーン)・8750円(グランクラス軽食なし)・10840円(グランクラス軽食付き)
701km以上:6600円(グリーン)・9750円(グランクラス軽食なし)・11840円(グランクラス軽食付き)
「成田エクスプレス」のグリーン料金は2800円になります。また、新幹線でJR北海道やJR西日本に跨がる場合は、それぞれの区間に対して算出した料金を合算します(グランクラス利用の場合は合算額から1050円低廉した額になります)。
特急「しなの」の長野-名古屋間のように、在来線でJR東日本とJR他社に跨がる区間のグリーン料金は、現行から変更ありません。
「サフィール踊り子」のグリーン料金(伊豆急線内の料金が変更になるかは現時点では不明です)
100kmまで:2800円(JR区間)
101km以上:4300円(JR区間)
「サフィール踊り子」のグリーン個室(伊豆急線内の料金が変更になるかは現時点では不明です)
4人用個室:11220円(JR区間)
6人用個室:16800円(JR区間)
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